他人の知覚を広げる

コンサルタントの仕事をしていると、訪問先の会社の社員の成長に関わることがよくあります。

生産性向上に向けて、管理の仕組みを導入するだけでなく、仕組みを動かしていく社員が成長できるような支援をします。

その時に私が意識していることは、相手の知覚の範囲を広げるような働きかけをすることです。

その人が思い込んでいる物事に対する見方・考え方があります。その人の持っている知識・経験、環境、体験、受けた教育などによって、人の知覚は異なります。

その人がどのような人か、どのような考え方を持つ人か、まずは相手を理解するようにします。そして工場管理の分野においてですが、相手の視野がひろがるような声掛け・知識の補充・気づかせる質問などを考えて接していきます。

発する言葉が変わってきたり、行動の質が変わってくると、成長したなというように実感できます。