個人経営は固定費の管理に意識を持つことが大事です。
コンサル業なら固定支出が少ないはず・・と思っていませんか。
社員を雇わずに一人で事業を行う場合でも、何かと出費がかさむものです。
固定支出に対して意識が低く、管理せずにしていると出費がどんどん増えていきます。
とくに毎月固定的に払うようなものが世の中にはたくさんあって、
月々何千円ならいいか、というように軽く考えていくつかの契約をしていると、
すぐに月何万円もの出費になっていきます。
このような出費の管理は厳しく自己管理したほうがよいです。
個人で行うコンサル事業は、よほど安定した仕事を確保していない限り、月々の収入には波があるのが普通で、
経済環境が変化した時など極端に売り上げが下がる時があります。
この時に固定支出がかさんでいると、経営状態が一気に悪化して事業の存続が難しくなります。
私はコロナウイルスで緊急事態宣言が出た2020年、仕事のキャンセルが相次ぎました。
売上・収入が数カ月間、ほぼゼロになりました。
しかしその前年までに固定費の見直しを意識して取り組んでいたおかげで、
固定支出が経営の負担にはならず、なんとか事業を存続することができたわけです。